Illustrator バージョンと西暦について

最終更新日

毎年10月ごろにAdobeMAXが開催され新しいバージョンが発表されます。それにより、二つ前の過去のバージョンがインストールできなくなります。

初心者さんにとって西暦とバージョンがわからない方も居るのではないでしょうか。トラブル回避の為にバージョンをしっかり把握しておきましょう。
西暦とバージョンの一覧を作りましたので参考に。
バージョンはアップされていきますので、小数点以下は変わります。小数点以下は、バグなどの修正や大幅なアップデートなどがあった際に数字が加算されていきます。

2025年10月現在の状況を一覧にまとめました。

Illustrator 西暦Illustrator バージョン利用状況
CC2026ver.30( ver.30.0)/ 2025.10利用注意※1
CC2025ver.29(ver.29.8.3)/ 2024.10利用注意※2
CC2024ver28(ver28.7.10)/ 2023.10終了
CC2023ver.27(ver.27.9.4)/ 2022.10終了
CC2022ver.26(ver.26.5.0)/ 2021.10終了
CC2021ver.25(ver.25.4.1 )/ 2020.10終了
CC2020ver.24(ver.24.3.0)/ 2019.11終了
CC2019ver.23(ver.23.1.1)/ 2018.10終了
CC2018ver.22(ver.22.1.0)/ 2017.10終了
CC2017ver.21(ver.21.1.0)/ 2016.11終了
CC2015.3ver.20(ver.20.1)/ 2016.6終了
CC2015ver.19(ver.19.0)/ 2015.6終了
CC2014ver.18(ver.18.1)/ 2014.6終了
CC(2013)ver.17(ver.17.1)/ 2013.6終了
CS6ver.16(ver.16.0.2)/ 2012.5終了
CS5ver.15(ver.15.0.2)/ 2010.5終了
CS4ver.14(ver.14.0)/ 2008.12終了
CS3ver.13(ver.13.0)/ 2007.6終了
CS2ver.12(ver.12.0.1)/ 2005.4終了
CSver.11(ver.11.0)/ 2003.10終了

※1: 「バックグラウンドで保存」で複数の不具合(レイアウトの変化など複合的な問題)
   ルーラ操作に関連するテキストの移動の不具合

※2:「バックグラウンドで保存」で複数の不具合(レイアウトの変化など複合的な問題)

注記
10月30日にver.29.8.3がリリースされました。ルーラーに関連したテキストが移動してしまう問題等の複数の大きな不具合が解消されています。バックグランド保存に関連する不具合がありますので、利用する際には「バックグラウンドで保存」と「バックグラウンドで書き出し」は必ずOFFにするようにしてください。
Illustrator→環境設定→ファイル管理→「バックグラウンドで保存」と「バックグラウンドで書き出し」
環境設定(Ctrl+K / command+K)


macOSへの対応について
CS以降はMacOS X
CS2まではPowerPC専用
CS3以降はPowerPC/Intelのユニバーサルバイナリ―でリリース。
macOS10.15(Catalina/2019)以降はOSが64bit化したためにそれ以前の32bitコンポーネントを利用するバージョン(ver.22以前のもの)は動かなくなりました。
ver.25以降はAppleSilicon/Intelのユニバーサルバイナリでリリースされています。


AdobeMAX以降は、最新のバージョンがインストール可能になります。
Adobeのサポートポリシーにより現在は2024はインストールできません。2025と2026があるのみになります。
仕事でお使いの方は古いバージョンを必ず残しておきましょう。
アプリをインストールの前に、「以前のバージョンを削除」のチェックを外す。

『Creative Cloud』を開き右上の自分のアイコンをクリックし、下の項目の自動更新が外れているかを確認してください。アップデートは確認後手動でしましょう。

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