グラデーションメッシュのショートハンド
グラデーションメッシュは皆様ご存じかと思います。あれって、調整しだすと物凄く手間を食います。ベクターベースで拡縮にも強いという事はわかっているけれど、調整する時間がものすごくかかるために使わないという人も多いかと存じます。
という事で、今回はグラデーションメッシュを操作する際に有効な手抜き方法をお届けします。
今回はお花を題材に見て聞きましょう。
1.外形を用意する
これはトレスでも何でもいいです。結構ざっくりでOKなので花弁の外形をパスで用意します。
こんな感じですね。わたしもペンツールでざっくりと描きました。
2.グラデーションメッシュを用意する
花弁の特徴的な配色をメッシュで表現してきます。
このように矩形に対してグラデーションメッシュで描きます。
さらにディテールを追加しましょう。
3.変形をかける
白と青の境の部分をある程度円弧に乗せるのが目的です。グラデーションメッシュにエンベロープを適用します。
適用したものはエンベロープを拡張して上下の辺が曲線になっている部分を直線に近づけます。上辺・下辺を別々に拡大・縮小ツールで処理するのが一番楽ちんです。
この様に若干の曲線が残っても構いません。
4.花弁にあわせる
こうして加工したグラデーションメッシュを花弁の分コピーして、その上に花弁の外形を乗っけます。
5.更にエンベロープを適用する。
各花弁を作るのにグラデーションメッシュと外形を選択してオブジェクト→エンベロープ→最前面のオブジェクトで作成を適用します。
6.花弁を並べ替える
元の位置に合わせて並べ替えましょう。
7.エンベロープを拡張する
全てのエンベロープを拡張します。
8.微調整を行いパーツを追加する
こんな感じになりました。
グラデーションメッシュで大変なのは、同様のパターンを異なる形に落とし込む際の手間にあります。今回の様に同じパーツをアングル違いで並べる場合は1点用意した上でエンベロープを利用して変形を行うと大幅に時間を節約することが可能です。
今回はサンプルを用意しています。Illustratorのレビュー機能での提供です。利用したことが無い方も多いかと思います。ぜひお試しください。
https://assets.adobe.com/id/urn:aaid:sc:AP:5094ada7-8ee7-4d7f-b83b-c2eb1a894fa8?view=difile