preferences keeper (AI preferences 2)
とうとうマルベリーの収穫が始まりました。毎朝ボール抱えて手詰みしますが、やはり毛虫さんもつかんでしまいますw毒は無いようなので気にしてはいませんが、あの独特の感触がwww
で、先日のプレファレンスなのですが、以下の部分訂正しておきます。
インド言語に関するキーがありました。 showAsianTextOptions : Boolean・・・東アジア言語 AI WorldReadiness Dict Key Boolean インド言語
今回は適当preferenceKeeperってスクリプト付けときますね。
今回は単位から始めます。単位については大半がInteger属性です。特にunit絡みは単位の定義が0〜6の整数となっています。対応は以下のをご覧下さい。
0:inch 1:mm 2:pt 3:pica 4:cm 5:Q/H 6:px
■単位 rulerType : Integer(0-6)・・・一般 strokeUnits : Integer(0-6)・・・線 text/units : Integer(0-6)・・・文字 text/asianunits : Integer(0-6)・・・東アジア言語のオプション numbersArePoints : Boolean・・・数値のみの入力はポイントを単位とする artNamesAreXMLIDs : Boolean・・・オブジェクトの識別方法
ここは特記するべき項目はありません。
続いてガイド・グリッドに行ってみましょう。
先に説明しておきますが、カラー絡みのpreferenceはすべてred、green、blueのReal(0.0~1.0)3コセットとなります。(中には鬼子も居るわけですが…)
■ガイド・グリッド ガイド Guide/Color/red : Real・・・カラー(各0.0〜1.0) Guide/Color/green : Real Guide/Color/blue : Real Guide/Style : Boolean・・・スタイル(true/破線) グリッド Grid/Color/Dark/r : Real・・・カラー((各0.0〜1.0) Grid/Color/Dark/g : Real Grid/Color/Dark/b : Real Grid/Color/Lite/r : Real Grid/Color/Lite/g : Real Grid/Color/Lite/b : Real Grid/Style : Boolean・・・スタイル(true/破線) Grid/Horizontal/Spacing : Real・・・グリッド間隔(水平) Grid/Vertical/Spacing : Real・・・グリッド間隔(垂直) Grid/Horizontal/Ticks : Integer・・・分割数(水平) Grid/Vertical/Ticks : Integer・・・分割数(垂直) Grid/Posn : Boolean・・・背面にグリッドを表示 Guide/ShowPixelGrid : Boolean・・・ピクセルグリッドを表示
ガイド・グリッド共にstyleはtrueで破線となります。
■スマートガイド 表示オプション snapomatic/Color/red : Real・・・カラー(各0.0〜1.0) snapomatic/Color/green : Real snapomatic/Color/blue : Real smartGuides/showAlignmentGuides : Boolean・・・整列ガイド smartGuides/showObjectHighlighting : Boolean・・・オブジェクトのハイライト表示 smartGuides/showToolGuides : Boolean・・・変形ツール smartGuides/showConstructionGuides : Boolean・・・コンストラクションガイド smartGuides/anglesCount : Integer ・・・コンストラクションガイドの数 smartGuides/angles0 : Real smartGuides/angles1 : Real smartGuides/angles2 : Real smartGuides/angles3 : Real smartGuides/angles4 : Real smartGuides/angles5 : Real smartGuides/customAnglesCount : Integer・・・コンストラクションガイドの数(カスタム設定時の数値が保持される) smartGuides/customAngles0 : Real smartGuides/customAngles1 : Real smartGuides/customAngles2 : Real smartGuides/customAngles3 : Real smartGuides/customAngles4 : Real smartGuides/customAngles5 : Real smartGuides/showLabels : Boolean・・・アンカーとパスのヒント表示 smartGuides/showReadouts : Boolean・・・計測のヒント表示 smartGuides/tolerance : Integer・・・スナップの許容値
anglesは全てRealで単位はdegreeです。基本的にcustomAnglesも同じ数値になります。未設定項目については0.0となり、有効になる設定はanglesCountによります。
■スライス plugin/AdobeSlicingPlugin/showSliceNumbers : Integer・・・スライス番号を表示 plugin/AdobeSlicingPlugin/feedback/red : Integer(16bit length)・・・線のカラー plugin/AdobeSlicingPlugin/feedback/green : Integer(16bit length) plugin/AdobeSlicingPlugin/feedback/blue : Integer(16bit length)
スライスで使用されるカラー設定は16bitの整数となっています。他とは違うので注意が必要です。取りうる範囲は0〜65534となります。
■ハイフネーション
hyphenation/language : Integer(Reverse Order) ・・・言語
■ファイル管理・クリップボード ファイル useLowResProxy : Integer ・・・リンクされたEPSに低解像度の表示要画像を使用 DisplayBitmapsAsAntiAliasedPixelPreview : Booelan・・・ピクセルプレビューでビットマップ画像をアンチエイリアス処理した画像として表示 plugin/FileClipboard/linkoptions : Integer・・・リンクを更新 クリップボード コピー時 plugin/FileClipboard/copySVGCode : Boolean ・・・SVGコードを含める 終了時 plugin/FileClipboard/copyAsPDF : Boolean・・・PDF plugin/FileClipboard/copyAsAICB : Boolean・・・AICB(透明サポートなし) plugin/FileClipboard/AICBOption : Boolean・・・パスを保持/アピアランスとオーバープリントを保持
以上の項目は全てチェックボックスですが、一部1bitの整数で扱われる物がある事に注意して下さい。
■ユーザーインターフェース uiBrightness : Real・・・明るさ uiCanvasIsWhite : Boolean・・・カンバスカラー uiPersistDrawers : Boolean(RO) ・・・自動的にアイコンパネル化 uiOpenDocumentsAsTabs : Boolean・・・タブでドキュメントを開く
uiBrightnessは0.0〜1.0の範囲の実数です。あとはBooleanですが、自動的にアイコンパネル化は読み出しのみとなっています。多分バグでしょう。
■ブラックのアピアランス RGB及びグレースケールデバイス上のブラックの表示オプション blackPreservation/Onscreen : Integer・・・スクリーン(true=RitchBlack) blackPreservation/Export : Integer・・・プリント/書き出し(true=RitchBlack)
blackPreservationは基準がリッチブラックとなります。
クラウドまわりとプラグイン等に関しては今回解説しません。
最後に、これら初期設定値をバックアップ/リストア出来る強力なスクリプトを置いておきましょう。Illustoratorのアプリケーションフォルダ内の「プリセット/ja_JP/スクリプト/」以下の階層に解凍した物を入れておきましょう。AIからはスクリプトメニューより可能になります。