Adobe StockにもFireflyが統合されました
あーもう、なんかバタバタして気ばかりが急いている状態です(^-^;
年末にかけて忙しくなってきた皆様、どうぞ健康にはご注意いただきこの波を乗り切って行きましょう。
ということで、Fireflyが正式リリースされたのは皆様ご存知かと思います。Photoshop、IllustratorやExpressに統合されているのは皆様御存知かと思います。他にも色々ありますが、Adobe Stockにも統合されています。今回は、これがどの様になっているのかってところを見ていただこうかと思います。
こちらはAdobe Stock(https://stock.adobe.com/)のトップページです。「生成」というのが追加されています。
これをクリックすると通常は検索キーワードを入力するテキストボックスがプロンプト入力用になります。
ということでプロンプトを入力します。
今回は秋の背景がほしいので「紅葉と秋の花 和風 背景」で生成してみます。このへんの処理はFireflyをちょっと簡略化した感じです。生成を実行するとアカウントに紐づいた「生成クレジット」が1つ消費されて候補が4点生成されます。この挙動はFireflyと全く同じです。
使えそうなものをピックアップするには通常のStockアセットと同様に該当イメージをクリックします。
この様に通常のStockアセットと同様のインターフェースです。ダウンロードをクリックすると…
ワンクッションあります。
この様にAdobeStockのクレジットが消費される事の確認があります。
クリックすると、クレジットが消費されてダウンロードが始まります。
ナニコレ、無料で体験ダウンロードとか書いてあったのにStockクレジット消費しちゃったよ???
まったく、適当なことして……
とまあ、FireflyをStockで利用する場合でもFirefly直で利用した時と変わらないのですが、Stoc経由で利用する場合の大きなメリットに補償が付くというのがあります。これは、「生成クレジットを消費して作ったイメージをダウンロードする際にストッククレジットを1つ支払うことで知財関連に関連するリスクに対する補償が付いてくる。」というやつで、Stockアセットと同様の補償となります。
個人的には高解像度化機能を付けてくれても良いんじゃないかとは思います。下に表示される関連しそうなストックアセットの方が使いやすそうにも見えますし。
今回の背景のようなものでトラブルになることは考えづらいのですが、プロンプトをチューニングしてイメージを構築していった場合、リスキーなやつも混ざってくる事も考えられます。通常はFireflyで、ちょっとリスクを担保しておきたいときはStock経由で補償を付けるなど、うまく運用していただけたらと思います。
最後に、繰り返しになりますが、Stockサイトでは生成イメージを生成する際に「生成クレジット」が消費されます。結果をダウンロードする際に「ストッククレジット」が消費されます。ここをよく覚えておいてください。