PDFの構造について4

暑さ寒さも彼岸までという言葉がありますが、今年の夏は暑くなったり涼しくなったり変な波があってよくわからない状態ですよね。先週はかなり雨に降られてちょっと湿気ってしまいました。

そんな事は置いておいて、今回はPDFの構造に関する続きで、フィルター関連の情報をお届けします。このフィルターの構造まで読めるようになるとPDFファイルの構成は一通り確認できるようになるのではないかと思います。

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PDFの構造について3

日曜日にお買い物に出たんですが、駐車場で追突されてしまって(x_x;

対応で時間取られてあっぷあっぷでした。また微妙な壊れ方なんですけど、見積り取るとそれなりの修理費で自身も注意して運転しようと思った次第です。

今回は第3章で内容的にはPDFのデータを記述する時の文法的なものになります。まだまだお約束事の説明に終始するわけですが、これも最低限必要な知識となりますのでお付き合いください。

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PDFの構造について 2

前回の投稿の核心部分というのは2.1.2の「アドビイメージングモデル」というところです。「グラフィックアートから発展した2次元グラフィックスのシンプルで統一された表示機能です。」この部分なんですが「シンプルで統一された表示機能」という部分に集約されています。PDFにおいて一番大切なのはこの「表示」であり、どの端末においても確実に意図した表示にするための実装が最優先されます。各オブジェクトは表示の再現のために配置され、本来持っていた文書構造は担保されません。この事はPDFというフォーマットへの変換は不可逆である事を意味します。近年Acrobat等がOffice関連フォーマットへの変換機能を強力にプッシュしていますが、その機能自体もPDFの見た目から文字列の塊を段落として罫線が交差している部分は表だと認識して、それらの位置情報をもとにデータを再度作成しているのです。やってることは人間と一緒なのですが、レイアウトへの理解の深さという点では人間の判断には及ばない部分があるために複雑な構造のPDFを変換しても意図通りには変換してくれないのも当然な結果なのです。こういった特性に対して予備知識がないと使い物にならないといった印象になってしまうのも理解できます。あくまでもベストエフォートな機能であり、使い所をユーザーが適切に判断して利用するべきものなのです。
端から話がそれていますがファイルフォーマットに対する理解の深化というのは副次的にこういったセールストークに対する懐疑的な部分を確信に昇華してくれるものです。
ファイルフォーマットに限った話ではありませんが、正しい知識は物事を判断する重要な基準となります。また、対象が常に変化する場合において情報は「生鮮物」としての性質も持ちえます。わたし自身もしっかりと学び続けたいと思います。
ということで、続きに入ります。今回は2章の残りの部分についてです。

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PDFの構造について 1

さて、PDFの構造について日本語でお勉強できる資料というのは少なくて、わたしも過去にAdobeSystemsからリリースされたリファレンスの第2版を読んでいました。ところがですね、あれって、専門用語に関する訳に難がありまして、理解を妨げるような書き方の部分のあったりします。なによりPDF1.3の解説ですから今となってはちょっと古いです。

という事で数年前から片手間にPDF1.7リファレンスの翻訳を行ってるんですが、これ、色々な絡みでそのままお出しできませんです。という事で細切れで解説していきたいと思います。ご存知の通り元となったドキュメントもと~っても分厚い資料ですからどれだけやるかってのはあるのですが、最低でもAcrobatの構造表示を読み解くレベルまでは続けようかと思いますです。

では、1回目としては、そもそもPDFってなに?って所から始まります。

※各見出し付加された数字は原本の章番号になります。諸々の都合により順番が前後しているものもあります。

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やっぱりPDFは編集しないほうがいいかな……


はい、只今PDFの解説を書いている途中でして、PDF Reference 1.7第6版とかめっちゃ読み返しているわけでして、このドキュメント初出が2006年秋なんですね。それはそうとして、本当は日本語で読みたいわけです。でもだ〜れも細かく解説してくれませんので仕方なく(ry
そんな事はどうでもいいんですが、多分いま書いてるのが5万字超えていますので、全体をまとめ終わった頃には50万字を超過するかもしれません。多分、薄い本にしてリリースすると思いますので、しばしお待ちいただけたらと思う次第です。

で、例のAdobe社がリリースしたリファレンスなのですが、何度か読んでまして、読むたびに以前読んだところを忘れてて毎回新鮮な気持ちで読み進められます(^-^;
まあ、英語が頭に入ってこないのはいつものことなので置いておいて、今回はリファレンスを読むだけでなく日本語に落とし込んでますのでチェックしてて気になったところをちょっと実験してみました。

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PDFの基本的構造について

とうとう梅雨が開けてしまいましたって書き出しで用意した記事が残暑に出てくるというのはいかがなものかといわれるとなんとも恐縮至極なのですが、通勤途上は地獄のような暑さです。これは、通勤という行為を止めなければ生命に危機が及んでしまうレベルです。皆様におかれましては各種対策を行いつつ行動されていると存じます。わたしどもに関しましても保冷剤を首筋に巻いて強制的に冷却しながら通っている状態ですが、もう少し大型のものが必要かもしれません。まあ、Covid-19の事もありますのでお外に出ること自体が(ry
もうひとつお知らせすると、mRNAキャリアーを投入してきました〜(^-^)/ 局所的な筋肉痛が生じた状態ですが、発熱などはなく元気いっぱいです。ファイザーすげ〜w
まあ、どうでもいいような事を書き連ねているとものかの先生に読み飛ばし推奨認定されてしまいます(読んでほしいから書いてます)ので、これぐらいで控えさせていただきたいと思う次第ですが、本日お届けするのはIllustratorがPDFを書き出す際の基本的な挙動の検証ということです。過日のモリオ先生のTweetでテキストに付加した線が塗りとズレが生じるという指摘があったので細かいところを検証し評価する事にしました。

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