Adobe社純正Embedded PDF ViewerのWordPressプラグイン

春分という事で、皆様におかれましてはお花見などで外出しておられる方も多くいらっしゃるのではないかと存じます。

ここ和歌山は桜の開花が関東より遅かったりします。和歌山市の開花の目安となる標準木は紀三井寺にあるのですが3月20日に開花となっています。しかし、通勤時に蕾の様子を見上げて確認するのですが、満開にはもう少し時間がかかりそうな雰囲気です。

さて、以前紹介したAdobe純正のフレームワークであるAdobe Embedded PDF ViewerのWordpressプラグイン版が先週リリースされました。今回はこのプラグインの導入方法をご紹介しようと思います。

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フリー水彩ブラシ

フリー水彩ブラシのご案内です。

利用規約 ─────────
印刷物、webに利用可能です。
素材は、他の素材と組み合わせたり、編集、加工することができます。
ただし、このブラシ販売の為のDLは禁止させて頂きます。

ダウンロード先は下記アイコンから
※素材のダウンロード先をBowlRoll様へ変更しました。

※鍵→春のお花見の代表的な花の名称をひらがな三文字で。



PNGファイルの情報を読み出すツール

データを取り回しているときに単純なファイル情報を取得して利用したくなる場合が多くあります。例えば画像の縦横のピクセル数とかカラーモードとかとか…
もちろんXMPとか参照したりPSにて調べたりというものありなのですが、もっと簡単にできれば便利じゃないかな???
って思いました。で、出来たのがJPGToolとかいうやつです。こちらはJPGファイルの基本的な情報をバイナリ検索して抽出するものでした。ぐぐればすぐに見つかるので見てみるのも良いでしょう。
しかし今回、なんでPNG見れないんだっ?てなって急遽PNGの情報を抜き出すやつを書きました。

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Photoshop Custom Actiondescripterをストレージとして扱う

あのenumaratorだとかdescripterとかPhotoshopのスクリプトってなんだか異質なわけですが、これらもうまいこと使いこなせばあらぬ方向に利用できたりします。今回はcustom Actiondescripterを利用したストレージの構築をやってみましょう。
利用するのはApplicationクラスにあるputCustomOptionsgetCustomOptionsメソッドです。わりと単純なのでコードをご覧ください。

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Apple Color Emojiフォントを見本になにかする その1

何気なくつぶやいたら思いの外反響のあった絵文字フォントの件なのですが、一足飛びにsbixだけを解説してお茶を濁すのも面白くありません。ので、全体構造から始まり、適宜必要なツールを作りながらフォント構造を紐解いていく事にします。
まず、オープンタイプっていうのは色々な規格のデータを寄せ集めてまとめたものです。構造を見てみると本当にひどいものです。旧来あったものを大企業が主に利害をぶつけ合った結果出来上がったもの(暴言w)です。ですから、OpenTypeの構造は旧来のTrueTypeとPostscriptのフォント構造をラップするような仕様になっています。
こんな状況変だよね〜って思ったのかどうかはわかりませんが、ここへ来てOpenTypeが内包する無駄な部分を調整する動きが出てきています。これは主に新しいカラーフォントやバリアブルフォントを効率良く実装する為の変更だったりします。まあ、当然従来からのフォントに対しても利用可能です。しかし、フォーマットの定義としては正しいものができるでしょうが既存のアプリケーションが正しく扱えるかどうかはまた別のお話です。そこらへんが今ひとつよくわからなかったりするのですが、そのへんは追々ということでよろしいかと思うのです。興味深いのはCFFまわりというかCFFの後継フォーマットのCFF2テーブルというのが追加されたことです。CFFというフォーマットはAdobeが作ったもので、Type1フォントの3次のベジェ曲線をサポートするためのコマンド群を含みます。当然AppleやMSは全くノータッチで、ドキュメントすら「Adobeの読んだら?」って状態でした。ところが、このCFF2テーブルに関してはMSからドキュメントがリリースされています。そして、中身はというと従来のType2Stringコマンドをばっさりと切り捨ててコマンドがスカスカの状態になっています。なぜこうまでしてCFFを使うのかと言いますと、このテーブルはかなり圧縮が効きます。Pr6などのOTFフォントがあの容量で収まるのはこのCFFのご利益といえるでしょう。そして、展開もそう複雑な処理になりませんので負荷が軽くて済みます。このへんのところというのは1990年代の非力なマシンでの利用を想定していたPostscriptフォントの特性を残しつつといったところでしょう。でも、パース処理は煩雑になります。やんなっちゃうw この辺に関しては、そのうちご説明できる機会があるかもしれません。
大幅に脱線しました。絵文字フォントに関してですが、高解像度ビットマップをグリフとして扱うものとSVGを利用したベクターベースのものがあります。今回はApple Color Emojiフォントを紐解く為のものですからビットマップベースのフォントを見ていくことになります。

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