Adobe社純正Embedded PDF ViewerのWordPressプラグイン

春分という事で、皆様におかれましてはお花見などで外出しておられる方も多くいらっしゃるのではないかと存じます。

ここ和歌山は桜の開花が関東より遅かったりします。和歌山市の開花の目安となる標準木は紀三井寺にあるのですが3月20日に開花となっています。しかし、通勤時に蕾の様子を見上げて確認するのですが、満開にはもう少し時間がかかりそうな雰囲気です。

さて、以前紹介したAdobe純正のフレームワークであるAdobe Embedded PDF ViewerのWordpressプラグイン版が先週リリースされました。今回はこのプラグインの導入方法をご紹介しようと思います。

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Illustrator上のテクスチャライザーについて

2月も逃げるように過ぎ去って春の兆しが感じられるようになりましたね。お山では杉の木の皆さんが全開で花粉を巻き散らかしている今日この頃ですが、皆様におかれましてはご健勝の事とお慶び申し上げる次第でございます。
さて、相棒のあいさんから色んな調査を依頼されることもありますが、今回はIllustrator上でテクスチャライザーの挙動についてのトラブルシューティングを頂きましたのでちょこっと調べてみた次第でございます。
そもそもの発端はIllustratorでテクスチャライザーが正常にカスタムテクスチャを読み込めなくなってしまったという事なんですが、この挙動は2020あたりであった不具合と同じでなのです。しかしながら、この不具合は早急に対応されて解消されたものです。で、このPhotoshop系のプラグインの挙動というものを調べてみました。

まずはテクスチャライザーについて軽く復習です。
「効果→テクスチャ→テクスチャライザー…」と辿っていくと…


こんな、UIが出てきます。

テクスチャ選択ドロップダウンの横のサブメニューから「テクスチャの読み込み…」を選択します。

出てきたダイアログからPhotoshop形式(PSD)ファイルを選択します。

すると、この様にドロップダウンにカスタムテクスチャが追加されて選択可能になります。このカスタムテクスチャは1点だけアプリケーション上で保持されますが、既存の適用されたカスタムテクスチャはそのオブジェクトのアピアランスとして保持されます。

と、これが基本的な事です。
IllustratorとPhotoshopは基本的にプラグインアーキテクチャが共通です。Illustrator上でPhotoshopプラグインを取り扱う場合、PhotoshopAdapter.aipというアダプタープラグインがブリッジの役割を果たし、Illustrator上でPhotoshopのプラグインを機能させます。
テクスチャライザーはFilter Gallery.8bfってプラグインの機能になります。で、ですね、これらのプラグインがカスタムテクスチャの情報をどう扱っているかっていうと、Photoshop環境設定のディレクトリに保存しています。プラグイン自体はIllustratorのパッケージに内蔵されているのにです(^-^;
ということで、カスタムテクスチャの読み込みに問題が生じた場合、Illustratorのクリーンインストール、Photoshopのクリーンインストールのいずれか又は双方を試す事になります。これ、わかんないですね。Illustratorの環境設定操作で引っ掛からない部分ですから。
ちなみに、関連するファイルはAdobe Filter Gallery CS6 PrefsAdobe テクスチャライザー CS6 Prefsです。なんと、ここらへんのファイル構成は10年以上更新されていないという事になります。(ナンダコレ…
たぶん、Windows:「C:\Users\<USERNAME>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop <VERSINONUMBER>\Adobe Photoshop <VERSINONUMBER> Settings」、macOS:「~/Library/Preferences/Adobe Photoshop <VERSINONUMBER> Settings/」に鎮座されております。
っつー事になります。ということで、カスタムテクスチャを登録している場合、Photoshopを環境設定込みでアンインストールしてしまうとカスタムテクスチャが消えてしまいます。


フリー水彩ブラシ

フリー水彩ブラシのご案内です。

利用規約 ─────────
印刷物、webに利用可能です。
素材は、他の素材と組み合わせたり、編集、加工することができます。
ただし、このブラシ販売の為のDLは禁止させて頂きます。

ダウンロード先は下記アイコンから
※素材のダウンロード先をBowlRoll様へ変更しました。

※鍵→春のお花見の代表的な花の名称をひらがな三文字で。


IllustratorのOMVをパースする

なんだかんだともう2月も半ばにかかろうとしていますが、ふりーらんすの皆様におかれましては確定申告のご準備は順調に進んでおられますでしょうか???

後回しにすると結構たいへんだと思いますのでお気をつけください。

本日お届けするのはExtendScriptのIllustrator(ver.26)のOMVデータをパースしてInDesignに自動的に処理させたものを翻訳しようとして力尽きたものです。パーサー自体は見直しを進めている途中ではありますが垂れ流しておきます。

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Illustrator向けSVGフィルター解説書

皆様、今年も1か月消費してしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。先日の寒波はわたしの住まう本州最南端を要する県におきましても積雪を記録しました。電車まで止まってお仕事に出かけられないという状態になりました。まあ、色々と大変だったのですが、それは別の場所で語られるべき事なのでこれぐらいにして置こうと思うのです。
さて、今回ご紹介させていただきたいのはこちらです。

https://ten-artai.booth.pm/items/4522823

SVGフィルターの機能の解説書を頒布しておりますです。SVGフィルターの本質はSVG書き出し時にそのまま添付されるという点です。アピアランスの様にビットマップに展開されずにエフェクトがそのままSVGファイルにフィルターソースとして含められる事で視覚的効果が保たれた状態でもファイル容量を小さく保つことが可能です。もちろん、各フィルタープリミティブの機能を盛り込んだ表現はその他のメディア向けであっても有効な手段となります。
今回はIllustrator向けの解説書ですからAI互換形式のPDFの形態でお届けしています。各フィルタープリミティブやプロパティの解説を読む場合はAcrobatReader等で開きます。実際にフィルターを操作したい場合はIllustratorからPDFを開いてください。各フィルタープリミティブのサンプルフィルターと応用フィルター90点超がそのまま利用可能です。
当初はページ当たり100円程度でリリースするつもりだったのですが、思いのほかページが嵩んでしまいましたのでページ単価60円弱でのリリースとなっています。
ここまでまとめるのに3か月ほど費やしています。が、現在もアニメーション関連等の追補部分を検証中です。こちらはお買い上げいただいた方は無料でアップデートとなります。
それから、artあい謹製の水彩アピアランスも収録してあります。
是非ご利用いただけたらと思います。(^-^)/

 


四角形をパスに変換するやつ

大変です。もうすぐ2023の1/12を消化してしまいそうです。やばいです。どうしようwww

という事で、繁忙期なわけですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。先日の寒波はここ和歌山にも雪を積もらせちゃったわけで電車も止まっちゃったよね。という事で諸々大変だったのですが、雪が積もると春先に発生する様々な害虫が減るのでありがたい点もございます。

と、まあいつものように本筋から逸脱したどうでも良い事から書き綴っていますが、今回はあの、例の線のようで四角形の塗りだったりするやつを粛清するためにざっくりと書きなぐったのをご紹介しておきます。

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