CSInterface-6.0.0
こんにちは、今朝は野菜の収穫をしてから出勤しました。トマトがすごい勢いで実をつけています。しかし、ゴーヤさんは影に隠れて大きなやつがかんじゅくしてしまいましたorz.
あと少し放っておくとホラーになります。今年もなかなかの豊作です。しかし、レモンは結構大きくなったにもかかわらず2個しか実がついていません。柚子はそこそこの実付きなのに…やはり海外原産のものは少々気難しいところがあります。
さて、本日は2015リリースからしばらくたちますが、CEPの最新版ver.6では何が変わったのかという所を解説したいと思います。まあ、この辺りは人気のない記事です。興味のある方のみ続きをご覧ください。
今回のリリースではそう多くの機能が変更されたわけではありません。追加された項目のみ簡潔に書きます。その他のものはCEP Resourceの方を読んでみてください。
Context MenuのJSON化
パネルのコンテキストメニューが追加されたのはver.5.2ですから比較的新しい機能です。当初メニュー構造の記述にはXMLが用いられていました。今回の2015年リリースではこれがJSON化されています。以下は同一メニュー構造を双方の記述方式で定義したものです。
XML(Since 5.2.0):
var menuXML = '<Menu><MenuItem Id="menuItemId1" Label="' + rb.key1 + '" Enabled="true" Checked="false"/></Menu>';
JSON(Since 6.0.0):
var menuJSON = {
"menu": [
{"id": "menuItemId1",
"label": rb.key1,
"enable": true,
"checked": false
}
]
}
双方ともにリソースバンドルを1つインクルードしています。JSON自体がJavascriptですからシステムとの親和性は高いといえるでしょう。しかし、そう何度もリロードされるものでもないのでパフォーマンスに与える影響というのは限定的です。好みで選べばよろしいでしょう。
FlyoutMennuの方はJSON化されていませんのでご注意下さい。
isWindowVisible
こちらのプロパティは エクステンションウインドウの表示状態を示すプロパティです。
自身がアクティブな状態で動いている場合は殆ど参照するメリットのないプロパティですが、複数のパネルを協調して動作させる場合やVulcanインターフェース等を利用して他のアプリケーションのパネルと協調して動作させる場合は便利なプロパティです。
resizeContent(w, h)
リサイズメソッドです。パネルのサイズをコントロールするものですが、こちらで調整できるサイズはマニフェストに記載されたmin size、max sizeの制限を受けます。
以上、ver.6で追加された機能でした。リリースサイクルが短くなった分バージョンアップによる機能追加・更新が貧弱で、バグフィックスも中途半端です。この傾向はCCアプリケーション全体にも言えることで、非常に残念でなりません。リリース間隔は言いません。その分品質の高いものをリリースして頂きたいと思うのです。