PDF Embed API

ちょっと新しいものをおいておきます。

Inline Modeを利用したPDFの埋め込み表示

PDFがこれほど世間一般に受け入れられ、IT関連以外の人たちにでも取り扱う事も増えてきました。正直言って、ここまで一般化するとは思っていませんでした。

しかしながら、PDFをWebページと同様にブラウジングさせるにはプラグインを利用するなどユーザー側の環境に依存したりしますので、Acrobatの表示設定の縛りがあったりと少々融通が利きません。

そこで、今回はPDFをWebページにダイレクトに埋め込んで表示できるAPIを紹介します。

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さようならESTK

みなさまご無沙汰しております。実はわたくし、社内ノマドワーカー状態でしてそれというのもメインマシンであるいMacが瀕死状態となってしまった為なのですが、新しいまっくさんがいらっしゃるまでの期間は空きマシンを間借りしての生活となっておりますw

そんなこんなで、瀕死のHDDから色々とサルベージしながら別のところで手を動かしているのですが、ちょっとした問題がありまして……Catalinaさんが32bitアプリケーションなんか知らないって言うのが原因なのですが、殆どのツールは諦めますがESTKだけは捨てたくねぇ~って思ってもどうしようもございません。この時の為にVSCode用に型定義ファイル整備したりデバッガに手をいれていた訳です。

でもね、VSCodeでデバッグするのってちょっと煩わしいんですよw

出来ればもっと軽快なワークフローがあればなって思います。で、過去の物を引っ張り出してくるわけなんです。

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面倒なときに四角形に戻してしまうスクリプト(Ai)

えーと、相方さんが勢い良すぎて埋もれてしまいそうなので危機感を感じていますが、9月からこちら連日残業という感じでほとんど休めていないかんじのTenです。
まだまだ此処も工事が続いていて何やってんだろう……と思われる方も多いかと存じますが、生暖かく見守っていただけたらと思う次第です。
さて、先日CEPコマンドリファレンスをリリースしましたが、あちらの電書は制作に3年以上費やしている代物です。特にVulcanInterfaceの解説は殆ど書かれていないものですので色々とぶっ飛んだ処理を作る際には必須だと思いますのでうまくご利用いただけたらと思います。

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CEPリファレンスリリースしました

UXP(Unified eXtensibility Platform)がアナウンスされてからこの方、CEP(Common Extensibility Platform)は死んでしまったかのような扱いになっていますが、そんなことはありません。機能拡張プラットフォームとしては現在も主要なものです。UXPはこれから開発が加速していくプラットフォームであり、全てのアプリケーションが安定した状態でサポートする状況になるには、まだまだ時間を要するものです。

こういった状況でにあり、CEPも開発部門は小さくなってきていますが、まだまだ改良が進められています。

このあたりのAdobe社の機能拡張プラットフォームの悪いところはリファレンスをきっちりと整備しない所です。日本語となると有用なリファレンス類はほとんど見当たりません。この問題についてはわたしが細々と情報を発信し続けてきたことは皆様ご存知のことと思います。しかし、情報を効率よく得るためには系統立てて参照できる仕組みが必須です。

今回リリースしたリファレンスはCEPに特徴的なJavaScripライブラリ類を網羅したもので、全てにサンプルスクリプトを用意しました。

是非、手に取って開発にお役立ていただきたいと思います。(^-^)/

https://ten-artai.booth.pm/items/2409637


convertSampleColorメソッドについて

ほとんど参考になる資料がないということで書いておきます。
細かいことを説明すると内部的なカラーマッピングテーブルとかも説明しなくてはいけなくなるのでユースケースから見ていきます。
まずはRGB->CMYKへの変換です。この場合以下のように引数を与えます。

alert(app.convertSampleColor(ImageColorSpace.RGB, [255,0,0], 
       ImageColorSpace.CMYK, ColorConvertPurpose.defaultpurpose));

引数について1つ目が変換元のカラースペース、2つ目がカラー値で上のケースではRGBの数値を配列として与えます。3つ目が変換先のカラースペースです。4つ目が変換用途でこのオプションの影響については後述します。
実行すると指定のRGB値に応じたCMYK値が返されますが、この値はドキュメントに設定されたカラープロファイルの影響を受けます。
つづいてCMYKからRGBへの変換を見てみましょう。

alert(app.convertSampleColor(ImageColorSpace.CMYK,
     [0,0,0,100],ImageColorSpace.RGB,ColorConvertPurpose.exportpurpose))

先程とほぼ同じ構成です。ドキュメントのカラープロファイルが変換に影響するのは先程のRGB->CMYK変換と一緒です。ここではK=100をRGBに変換していますが、この場合ColorConvertPurposeの設定が大きく影響します。Illustrator初期設定ー>ブラックのアピアランススクリーンpreviewpurposeプリント/書き出しexportpurposeに対応して挙動が変わります。これらをリッチブラックに設定してあるとこの2つのパラメータではBlack Preservationが有効になり、内部のカラーマップを参照してRGB->[0,0,0]と最も暗い色に変換されます。defaultpurpose及びdummypurposeではBlack Preservationは効きませんからカラープロファイルからダイレクトに変換されます。また、環境設定で全てのブラックを正確に表示を設定してある場合でもBlack Preservationは働きませんのでdefaultpurposeと同じ結果になります。
これでいいかな? おもちくん???