Indesign CC用エクステンションHighlight

Configuratorはそろそろ新しいバージョンがリリースされる頃合いなのですが、使いたい時ってのはそれを待ってくれたりしないのです。今まで使えていたエクステンションがバージョンアップで動かなくなると結構困ったことになったりするのです。まあ、スクリプトの方でしのげば良いのですが、今回もマニフェストをアップデートすることで動作しました。
そりゃそうです。csxsインターフェースクラスの実装はCS6とほとんど変わっていないのですから。(本当か?)ScriptingDOMも大きくは手を入れていない感じなのでラッパークラスもほとんどのエクステンションが調整を必要としません。と言う事なので、過去に作成されたエクステンション関連はマニフェスト等のバージョン情報のアップデートでほとんどが対応可能です。注意が必要なのはホストアダプタークラスを利用したコードだけだと言うのが現在までテストを行ってきて受ける印象です。
ということで、このエクステンションもアップデートしました。ExchangeでEn_USに対応していないという理由でリジェクトされた代物です。実際にはインターフェースはマルチリンガル化されているのですが、日本語以外では利用するメリットが全く感じられないものなので、それっきりになっていたものです。


オリジナルはConfigurator3で作成されたものです。これをzxpパッケージを手動で展開し、マニフェストを更新した後Builderで再度パッケージ化しました。
highlight_cc.png

こちらが動作見本です。半角英数文字をハイライトした状態です。もちろん、デフォルトで設定出来るハイライトコンディション同様にドキュメント全体に適用されます。
ちなみに、イベントリスナは仕込んでませんので各ボタンをクリックした時のコンディションの状態が保持されます。ハイライトの更新はボタンをクリックした時のみですのでご注意ください。

インストーラーはこちら。
highlight-CC.zxp

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Graphic Designer, Scripter and Coder. Adobe Community Professional.

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