Illustrator上のテクスチャライザーについて

2月も逃げるように過ぎ去って春の兆しが感じられるようになりましたね。お山では杉の木の皆さんが全開で花粉を巻き散らかしている今日この頃ですが、皆様におかれましてはご健勝の事とお慶び申し上げる次第でございます。
さて、相棒のあいさんから色んな調査を依頼されることもありますが、今回はIllustrator上でテクスチャライザーの挙動についてのトラブルシューティングを頂きましたのでちょこっと調べてみた次第でございます。
そもそもの発端はIllustratorでテクスチャライザーが正常にカスタムテクスチャを読み込めなくなってしまったという事なんですが、この挙動は2020あたりであった不具合と同じでなのです。しかしながら、この不具合は早急に対応されて解消されたものです。で、このPhotoshop系のプラグインの挙動というものを調べてみました。

まずはテクスチャライザーについて軽く復習です。
「効果→テクスチャ→テクスチャライザー…」と辿っていくと…


こんな、UIが出てきます。

テクスチャ選択ドロップダウンの横のサブメニューから「テクスチャの読み込み…」を選択します。

出てきたダイアログからPhotoshop形式(PSD)ファイルを選択します。

すると、この様にドロップダウンにカスタムテクスチャが追加されて選択可能になります。このカスタムテクスチャは1点だけアプリケーション上で保持されますが、既存の適用されたカスタムテクスチャはそのオブジェクトのアピアランスとして保持されます。

と、これが基本的な事です。
IllustratorとPhotoshopは基本的にプラグインアーキテクチャが共通です。Illustrator上でPhotoshopプラグインを取り扱う場合、PhotoshopAdapter.aipというアダプタープラグインがブリッジの役割を果たし、Illustrator上でPhotoshopのプラグインを機能させます。
テクスチャライザーはFilter Gallery.8bfってプラグインの機能になります。で、ですね、これらのプラグインがカスタムテクスチャの情報をどう扱っているかっていうと、Photoshop環境設定のディレクトリに保存しています。プラグイン自体はIllustratorのパッケージに内蔵されているのにです(^-^;
ということで、カスタムテクスチャの読み込みに問題が生じた場合、Illustratorのクリーンインストール、Photoshopのクリーンインストールのいずれか又は双方を試す事になります。これ、わかんないですね。Illustratorの環境設定操作で引っ掛からない部分ですから。
ちなみに、関連するファイルはAdobe Filter Gallery CS6 PrefsAdobe テクスチャライザー CS6 Prefsです。なんと、ここらへんのファイル構成は10年以上更新されていないという事になります。(ナンダコレ…
たぶん、Windows:「C:\Users\<USERNAME>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop <VERSINONUMBER>\Adobe Photoshop <VERSINONUMBER> Settings」、macOS:「~/Library/Preferences/Adobe Photoshop <VERSINONUMBER> Settings/」に鎮座されております。
っつー事になります。ということで、カスタムテクスチャを登録している場合、Photoshopを環境設定込みでアンインストールしてしまうとカスタムテクスチャが消えてしまいます。

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