Illustrator ver.26のSoft Hyphenの取り扱いについて
ごぶさた……いえ、先ほども投稿しましたね。立て続けで恐縮なのですが、こちらもVer.26の問題点絡みの物です。先ずは以下のリンクを踏んでください。
異なるバージョンで、文字の間に「ー」が出現する – Adobe Illustrator (uservoice.com)
このSoft Hyphen(以下SHY)というのはそれを含む単語が行末にかかる場合にSHYを入力した部分で表示され改行されるという挙動をおこなうものです。上のリンクで示されたような行途中で出てしまっていいものではなく、日本語組版で表示されるのもNGです。
で、en_USな環境で試してみると表示してしまいました。これはいけません。という事で、強制的に粛清するスクリプトを用意した次第です。
var tg = app.activeDocument.textFrames; for (var i, j=0;j<tg.length;j++) { for(i=0;i<tg[j].characters.length;i++) { if (tg[j].characters[i].contents.charCodeAt(0)==0xad) { tg[j].characters[i].remove(); i--; } } }
以上のスクリプトを保存しドキュメントを開いた状態で実行します。ドキュメントに含まれる全てのテキストフレーム内のキャラクタを走査しU+00adの文字コードを持つものを削除します。処置後が良く確認する事をお勧めします。というか、SHYなんか普通入っちゃわないですよね(^-^;
USの方でも報告があがってきていましたが、日本の方が早かったのは基本的に使わないからではないかと思います。実際のところ、AutoHyphenation機能あるんで必要ないんですよw